ご対面
姉と姪っ子がやってきた。
夜、出かけた帰りに、姪が犬を見たいからと立ち寄ったそうだ。
実は、めったに人がやってこない我が家なので、鈴が家の中で他人にあったのは、まだ2ヶ月の頃(まだサークルの中で生活していた頃)に母が来た時だけ。
現在のような生活を始めては、もちろん初めてのこと。
どういう状態になるのか私にも予測がつかなかったが、いろいろとありました。
Eggi さんのサイトによれば、初めて他ワンコと会う時は外で会うのが良いらしい。
おしゃべり上手になったルルちゃん (←クリックでリンクします)
多分、これは人間にも言えるのかもしれない。
散歩の時に他人に会っても別に問題はない。
鈴を連れて、私の実家や連れ合いの実家にいって、初めての人に会ってもまったく問題はなかった。
でもやはり、自分の家(テリトリー?)に他人が入ってくるのは別のことのようだ。
玄関で姪を迎え、しゃべりながら階段をあがっている途中から、鈴の警告バウが聞こえてきた。
リビングに入ると連続警告バウ。
姪もこういう状態での対面とは思っていなかったため、ちょっと戸惑い気味。で、ちょっと怖がる。
「ねぇ、(鈴が)怒っているの?」
というので
「怖がっているんだよ。怖いから、来ないで来ないでって言っているんだよ」
と答える。
とりあえず、背中を向けて床に座るように指示。
「その状態でしばらくしたら、近くに来てくれるかもしれないよ」
以前 Eggi さんから聞いていた実験がやっと出来る状態だったけれど、姪がそれを許してくれなかった (^^;
指示には従ってくれたが、
「これじゃぁ、何しに来たのかわからない(犬を見に来たのに)」
そりゃそうだ (^^;
なので、正面を向いてもいいけど、床には座ったままで、目は凝視しないようにと指示。
鈴は連れ合いを挟んで向こう側に陣取る。
警告バウは収まる。
でも動きがせわしないし、普段はめったにない鼻ペロンの連続なので、クリームチーズをコングの内側に塗ってあげると舐め始めた。
!? これは大丈夫かも。
外などで、本当に緊張しているらしいときは、舐めることもしないから、それに比べたら良いほうじゃないか?
そこでおやつを姪の1mくらい手前においてみる。
食べに来た。
50cmくらい手前においてみる。
食べに来た。
30cmくらいにおいてみる。
来ない。
そこが安全距離らしい。
次に姪の隣に座っている私の手の上におやつを置いてみる。
食べに来る。
チーズを指に塗って見る。
舐めに来る。
姪からは30cm未満。
姪がおやつを床の上に置く。
食べにくる。
姪の手の上におやつを置く。
来ない。
それでも一時間ほどこんな事を繰り返していたら慣れてきたのか、最終的には姪の手からおやつを食べていた。ちょっと腰がひけてたけれど (^^;
途中、姪が「足がしびれた」と立ち上がったときだけ、警告バウが1回。
やはり座るという行為は、「敵じゃありませんよ」という意味にとっているのかもしれない。
連れ合いに抱っこされている状態だと落ち着いているので、近くまで来てもらう。
で、頭は撫でちゃダメだよ、と伝える。
「何で?」
「Tちゃんだって、自分より何倍も大きい人が頭の上に手を伸ばしてきたら怖いでしょ」
自分に置き換えてみれば、犬の気持ちも判りやすいだろう。
帰り間際、ソファに座っている連れ合いと鈴の隣に座っても良いかと聞いてきた。
でっもって「大丈夫? 噛まれない?」と聞く。
今日のこういう状態は私も初めてで、どういう風に鈴が反応するかは判らないので、「噛む事はないよ。でもゆっくり動いてね」
姪がソファに座っても大人しい。
しかも、身体が横向きになった所為か、鈴の方から姪に近づいてきて、くんくん。
おぉ、進歩。
横向きも、「敵じゃありませんよ」の意味なのは間違いなさそうだ。
もっとスキンシップを取りたかったらしい姪に
「怖がっているのに、やたらを身体を触ったりしたら嫌われちゃうよ。今日みたいに少しずつ慣れてもらえば、そのうち『遊んで』って鈴の方から来てくれるから」
と伝えておく。
また時間のある時に遊びにおいで。
今回急に訪ねて来たので、鈴がどういう状態になるのかかなり不安があったが、やはり座る事と、むやみに手を出さない、ゆっくり動く、という事で少しは鈴が安心し始めるということが判った。
それと、急でなければ一度外で会ってからの方が良いのかも知れないということも判った。
いろいろと私も観察できたし、知る事も出来たので、姪と姉(姉は見てただけ~~ (^^; 動物嫌いなので)に感謝。
次に会った時の鈴の様子も楽しみだ。
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コメント
人間のお客様の時は、ただゆっくりと動いてもらう事と鈴ちゃんを完全に無視してもらうお約束だけで、大丈夫ですよ。
そして、蜜柑さんがタイミング良く、鈴ちゃんの望ましい行動(吠え止める、自分の場所へ戻る 他)をプラスに強化(ご褒美のオヤツ)していれば、15分以内に平常に戻ると思います。
ただ、今回のように鈴ちゃんの人間のお客様は、やはり一緒にお散歩に行ってから、一緒にお家に戻ってくるのがベターです。
私も初めて家庭訪問する時は、必ず外で会ってから30分ほど一緒にお散歩します。
そして、一緒について歩く私に興味を抱いてワンコが寄って来た時が《程よいご挨拶の時間》です。
まず、ワンコが気が済むまでクンクンしてもらいます。
その間、私は静止したままで、もしワンコが友好的でしたら、用意しておいたオヤツをあげます。
今度姪御さんが遊びに来るときは、是非試してくださいね。
投稿: Eggi | 2008年12月 6日 (土) 14時45分
蜜柑さん、お上手ですね~
ネコのときには、まさにこういう感じで対面します。
ネコはお外には行かないので。
ヒトにしばらく無視してもらっている間に、のぞましい行動の強化ですね。
イヌネコが落ち着いて、かつ相手に興味を示し始めたところでおやつ攻撃開始です。
このヒトなんだろう?と思い始めたときに、おいしい!という回答を与える感じです。
これがポイントだと思います。
イヌネコシッターでは、短い時間にうまく自己紹介をしなければならないので、よくこういう場面に遭遇します。
投稿: グラ | 2008年12月 7日 (日) 09時30分
私も時々姪っ子が来ますのでいろいろ試してみています
ウチの場合かのん(ゴールデン)が大きすぎるのに
積極的すぎる事と
姪っ子たちが小さすぎた事で
何かあったらどうしよう・・・と私がビビってしまい
なかなか上手くいかなかったのですが
姪っ子達も小学生になり今度来たときは
蜜柑さんの体験を思い出して
また工夫してみようと思います
これからもお邪魔させていただきますネ
投稿: techika | 2008年12月 7日 (日) 20時14分
Eggi さん、こんにちは。
家に人が来ること自体が初めてで、しかも急で、結構焦りました。
連続警告バウも初めてのことで、どうなるかと思いましたが、今までの知識フル稼働。マイナスにはならなかったようで、一安心です。
警告バウが収まった時のご褒美は失念していましたが、次回には、そういうタイミングも逃さずプラスの強化をしたいと思います。
やはり人間相手の時も、基本は外でご挨拶が良いのですね。
またひとつ勉強になりました。
投稿: 蜜柑 | 2008年12月 8日 (月) 12時46分
グラさん、こんにちは。
記事では冷静に対処しているようにみえますが、実のところ結構アタフタ状態でした (^^;
それでも、自分が外で他ワンコと接触する時に座ると、相手も興奮をおさめてくれるという経験が役に立ちました。
グラさんのようなお仕事をしていると、最初の出会いが肝心ですよね。
Eggi さんもおっしゃってますが、興味を示したときにおやつ攻撃。
これ大事ですね。
忘れない様に メモメモ φ(・・
知識と経験、あとは度胸 (^^; これに勝るものはなさそうです。
投稿: 蜜柑 | 2008年12月 8日 (月) 12時47分
techika さん、こんにちは、初めまして。
私も、かのんちゃんとチビちゃんの日常拝見させて頂いています。
Eggi さんや、グラさんのブログで紹介している対処を、自分の中で咀嚼して、頭の片隅にいつもとどめておければ、良い結果になると思いますよ。(頭の片隅にとどめられないのが問題なんですけどね (^^; )
姪っ子さんが、ワンコの気持ちがわかるワンコ好きになれるように、techika さんも、いろいろ試して見てくださいね。
これからも宜しくです。
投稿: 蜜柑 | 2008年12月 8日 (月) 12時49分
こんにちは。
Eggiさんのお薦めでお邪魔しました。
(先日すでに記事を拝見していたのですがコメントを書く時間がなく改めてお邪魔しています)
我が家にもコングが数個あるのですが、いつも固形物(クッキーなど)ばかり入れていました。
来客時のワンワンの時には(ほとんどの場合5分もすれば鳴き止むのですがそれまでが結構スゴイので・・・)
食べては吠える、または吠えながら食べる酷いとおやつにも目もくれず・・・というときがあったり。
コングに「塗りもの系」っていう発想がなかったので、早速レバーペーストをつくってみました。
指につけてみると、これでもか!というくらい舐めてました♪
新発見できました。
ヒントをどうもありがとうございました〜。
投稿: オリーブ | 2008年12月 9日 (火) 13時49分
オリーブさん、こんにちは、初めまして。
コング、良いですよ。
最初はペースト系のものをタッパに入れて、それをそのままあげたりしていたのですが、平たいとすぐに舐め終わってしまい、その後は噛み噛みに移行し、気がつくと「バリッ」状態になっていて、結構危険。
コングの内側に塗ると、舐め舐めしづらいけれど舐めたい状態MAX.なので、それはもう夢中になってくれて、舐め終わっても転がしたりしているし、結構忙しい時に一人で遊んでもらうのに重宝しています。
散歩の時にもそのままの状態でポケットにいれ持ち歩いていて、興奮MAX.になってしまった時にはすぐ舐め舐め。
興奮を鎮めてもらっています。
タッパのように蓋を開けて、などの手間が無く、さっと取り出せるので、こちらも重宝しています。
食べる行為よりも、舐める行為の方が興奮は鎮まりやすいので、今度の来客時には舐め舐めおやつ攻撃でプラスの強化が出来ると良いですね。
ご検討をお祈りします。
投稿: 蜜柑 | 2008年12月10日 (水) 12時20分